株取引の税金対策として、忘れがちだけれども大切なのが、年間の取引で損失を出した時です。
1年間取引をして合計の損益で損失が出た時に、確定申告をしておくことで翌年度から、その損失分だけ税金を減らすことができます。
株で損失を出したとしても確定申告はした方が良い！
例えば、1年間の損失が50万円出てしまい、確定申告をしたとします。
そして翌年度、50万円分の利益が出たとしても、前年度に50万円分の損失が出ているので、前年度の50万円分と、今年度の50万円分の利益とが相殺され納税する必要がなくなります。
損失が出ているのに確定申告をしていなければ、50万円分の税金である、10万円を納税する必要があります。
このように、損失が出た時に確定申告をすることで、大きな税金対策ができることが分かっていただけるのではないでしょうか。
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株で損失を出した時には最大3年繰越せて節税効果が高い
この損失は毎年確定申告をすることで、3年間繰り越すことができます。
50万円の損失が出て確定申告をして、翌年度の利益が20万円、翌々年度の利益が30万円なら、2年分の利益分がの税金が無税になることになります。
このため、損失が出た時には忘れずに確定申告をしておきたいものです。
確定申告をしておけば、 翌年度の利益が出て喜べるだけでなく、税金対策もできて2重の喜びを得ることができます。
株での申告は面倒ですが税金対策としてマイナスでも必ず行う！
サラリーマンの方にとって、確定申告はなじみのないことです。
そのため、確定申告と聞くだけで、面倒と思ってしまう方も多くいますが、この手続きをすることがで、お得な制度を利用することができます。
確定申告といっても、必要書類さえ手元にあれば、ネット上で簡単に作成することも可能です。
普段からパソコンに慣れ親しんでいる方なら、想像以上に確定申告は簡単と感じることができます。
損失を出してしまった時でも、その損失を翌年度に生かすことができるので、翌年度はその損失を生かせるだけの利益を得るために頑張ってみてはいかがでしょうか。
